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【動画インタビュー】気になる!あの映画の“ウラ話” by.映画パーソナリティ 伊藤さとり

Vol.27 岸優太は「“天然記念物”というか、天才です」『Gメン』竜星涼&矢本悠馬インタビュー

第27回

(前列左から)竜星涼、矢本悠馬 (後列)伊藤さとり

映画パーソナリティ・伊藤さとりのYouTube番組「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」。

新作映画の紹介や、完成イベントの模様を交えながら、仲良しの映画人とゆる~い雰囲気の中でトークを繰り広げます。他ではなかなか聞き出せない、俳優・監督たちの本音とは?

今回は8月25日(金)公開の映画『Gメン』から竜星涼さんと矢本悠馬さんが登場! 主演の岸優太さんの印象や撮影エピソードのほか、本作のテーマでもある“仲間”にちなみ、刺激をもらった俳優仲間についてもお話いただきました。

仲良しなおふたりの貴重な素顔をご堪能ください。

岸優太 映画初主演&豪華キャストで贈る青春エンターテインメント

『Gメン』

本作は、小沢としおのヤンキー青春コミックを『極主夫道』シリーズの瑠東東一郎監督が実写化した青春エンターテインメント。問題児ばかりが集う武華男子高校1年〈G組〉に転入してきた主人公・門松勝太が、〈G組〉メンバーや上級生といった仲間たちと全力で生きる姿を、大興奮のアクションとアツい友情で描く。

全力だけど空回りな“熱きおちこぼれ“ヒーロー・門松勝太を体当たりで演じるのは、本作が映画初主演となる岸優太。そして、G組メンバーを演じる竜星涼(瀬名拓美役)、矢本悠馬(肝田茂樹役)、森本慎太郎(梅田真大役)、りんたろー。(薙竜二役)に加え、恒松祐里(上城レイナ役)、吉岡里帆(雨宮瞳役)、高良健吾(伊達薫役)、尾上松也(加藤侠介役)、田中圭(八神紅一役)という、豪華キャスト陣が出演することでも話題となっている。

『Gメン』

物語の舞台は名門・私立武華男子高校。4つの女子高に囲まれ、入学すれば“彼女できる率120%”はカタいというこの高校に、「彼女を作る!」という理由で転校してきた高校1年生の勝太。

しかし、勝太のクラスは、校舎も隔離され教師たちも怯える、問題児集団=1年G組だった。荒れ果てた校舎とクセが強すぎるクラスメイトたちに唖然とする勝太。自らを“校内の肥えだめ”と自虐するクラスメイトたちに、「もっとプライド持てよ! 這い上がってやろうじゃねえか!」と吠える勝太は、彼女が欲しいという一心だけで、転校早々G組をひとつにしていく。

『Gメン』

“モテたい”だけが目的だった勝太だが、空回りしながらも友達想いのまっすぐな勝太の性格に惹かれた仲間たちとなんだかんだで楽しい日々を過ごしていく。しかしそんな勝太たちに、今や都市伝説と化している不良グループ=Gメンが死闘の末に潰したはずの凶悪組織=天王会の魔の手が忍び寄っていた……。

「ずっと矢本悠馬の背中を追っかけてますよ」(竜星涼)

『Gメン』

── めちゃめちゃはっちゃけてて面白い映画でしたけど、おふたりはご覧になってどうでしたか?

矢本悠馬(以下、矢本) 疲れましたね(笑)。だいぶエネルギッシュな映画に仕上がってて、観る方も体力いるんじゃないかなっていう。夏にとっておきの映画になってると思います。

── だって矢本さんはね、変身しますしね。

竜星涼(以下、竜星) 見た目違うもんね。

矢本 うん。

竜星 高校生役どうだった? 

矢本 30過ぎて? いや、できないんじゃないかって不安だったんですけど、でも、やっぱ竜星はじめ、他のキャストと毎日いると自然と男子校ノリじゃないですけど、なんか思い出してね。

竜星 男子校がテーマなんだよね。そのバカっぽさっていうか、愛すべきバカみたいなところが。

── だから冒頭から笑っちゃいましたもん。これで高校生かと。

矢本 コスプレ映画になるんじゃないかと思ったんですけど、でも結構高校生に見えたんじゃないですかね。どうです?

竜星 いやいや、俺のこと散々いじってたじゃん。今回(の竜星演じる瀬名)はやっぱりああいう二枚目というか一番の青年、イケメン役ですから。

── すごいですよね。瀬名ガールズという女子高生の取り巻きがいっぱい周りにいて。

竜星 そうなってくると僕ももう30歳なんで、ちょっと大丈夫かなって。だからもう慣れ親しんだ悠馬とかには毎回「イケてるかな?」と聞いていたんですけど「イケてない」って(笑)。

矢本 いや、めちゃくちゃかっこいいんですけど、かっこいい役を普段やらないじゃん。だから意外と最初は様になってなかったのよ。瀬名をやるのに。かっこいいのに格好つけるのは多分苦手なんですよ。

── 確かに最近、竜星さんの舞台もいろいろ見てますけれども、あのキメキメの役っていうのはね、なかなか……。

竜星 いや。僕もずっと心の中では二枚目で売っていくつもりだったんです。ただね、三枚目の方がまぁ、性に合ってるっていうんですかね(笑)。

矢本 気持ちがね。

── それぞれが本当に個性的なキャラクターで面白くてしょうがなくて。だって瀬名の登場の仕方も絶妙でしたよね。

竜星 あぁ~、瀬名ガールズ。

矢本 瀬名ガールズを引き連れて。

『Gメン』

竜星 人生ってそんなことはないですからね。基本的に。

矢本 なかったの?

竜星 あんなことなくない?

矢本 この見た目で生まれてきたら、やっぱ他校の女子とか自分の学校の女子とかにワーキャー言われるみたいな。

竜星 でも高校生の時ぐらいからこの仕事を始めてたから、やり始めの何か出たとかっていうのが周りに知れた時に、後輩とかちょっとクラスに来るぐらい。

矢本 そうなの? もっと夢のある話してくれる?

── 瀬名ガールズ的な“竜星ガールズ”は一瞬、経験をリアルにしているんですよね。

竜星 でもね、僕もそういう夢ものに憧れてましたよね、正直。でも、憧れている人ってやっぱり叶わないんだよ。あんまり。

矢本 そういうもんなの?

竜星 って気がする。欲が出ちゃうじゃん。

矢本 ああ~。

竜星 モテたいとかさ。

矢本 ちょっと焦ってるのが女子にバレるのかな。

竜星 そう。今だったらそれを面白さに変えたりとか優しくとかできるじゃん。でもそういう時って、まだ若いと格好つけちゃうじゃない。

矢本 やり方わかんないよね。返し方とか。

竜星 変に格好つけて、多分自分でそういう機会を減らしてたんだよね。

── ちょっとチャラけてしまうというか。矢本さんはありますか?

矢本 え? 瀬名ガールズみたいな?

── はい。

矢本 もちろんありますよ(笑)。俳優になってるんですから。モテる職業なんですから。

竜星 俳優になる前と、なった後だったらどっちのほうが?

矢本 もちろん一緒一緒一緒!

竜星 夢あるなぁ~。やっぱこういう人がここにいるべきですね。

── しかも、矢本さんが演じた肝田もアクションもすごかったですしね。

竜星 そうですね。だってもうプロレスだったじゃん。

矢本 プロレスは初めてですよね。僕、プロレスも通ってきてないから。プロレスの技とかは練習したんですけど、プロレスっぽさみたいな、ちょっとオーバーなリアクションをするとか、プロレスラーらしい動きみたいなのは全然分かんなかったんで、結構過去のプロレスラーの動きとかも見て勉強して。肝田はプロレス好きだから、“ぽさ”みたいなのをもっと持ってないといけない役だったんで、そこは勉強しましたね。でも、実際観たら全然できてなくて、勉強不足だなと思ったんで、もう一回撮り直したい。

『Gメン』

竜星 肝田がプロレス技かけ終わった後にいつも、あの長い髪をこうやって……。

矢本 汗でさ(笑)、ロン毛のかつらがはり付くから。

竜星 俺はあのしぐさが好きなのよ。

矢本 眼鏡もアクションの時は外させてもらって。曇るし、前髪で見えないし大変でしたよ。

── 映画観てたら、それぞれ皆さんが集まってるシーンとかも、すごいアドリブが入ってるのかなぐらいの掛け合いだったじゃないですか。結構アドリブは入れてました?

矢本 どうなんですかね。

竜星 でも……入れてたじゃん!(笑)。何その「どうでしたかね?」みたいなさ、入れてたよね?

矢本 アドリブに見えちゃうみたいな(笑)。

竜星 はい。アドリブしてました(笑)。

矢本 分からないですね。題材が題材なんで、本台詞をどこまで言うかみたいなこともあって。

竜星 そうね。現場は戦争でしたね。各々がいかに面白いものを持ってくるかみたいな。それがやっぱり使われると思ってるから。

── 一芸の対決?

竜星 各キャラクターの延長線上でみんなやってたと思う。だから多分すごいアドリブにも見えただろうし。

矢本 その方が学校っぽさはあるかも。みんな俺が俺がみたいな時代じゃないですか、学生の時って。しかも、ああいうヤンキー校だから、俺が一番目立ってやるぜ!みたいなテンションの奴が多いから、そこはみんなちょっと計算的に狙って。

あとはもうセリフをしっかり言うっていうのは、別にこの作品の大事なところっていうよりは、どんだけ自由で楽しく見せていくかってことの方が重要だったから。脚本家さんには申し訳ないけど、そこはあんまり気にせず、本番になったら好きなことをやるみたいな(笑)。

竜星 監督の瑠東さんが割と長く回しながら、みんな自由に面白いものを出してきてっていうタイプなんで。僕は岸君と一緒のシーンがよくありましたけど、監督からの要望は「岸を困らせてくれ」だったんで。

── 岸さんが大変ですね。

竜星 彼は多分元々あるセリフを言うよりも、もっともっと自由にした方が(よくて)。やっぱ彼のワードチョイスだったりとか、天性のものがあるので。それを早い段階で監督も見越して、僕にそうやって言ってきたと思いますし。一生懸命困りながらも引き出そうとしてっていうのが、門松勝太らしくもあり。

── 矢本さんも岸さんとの共演はどうでした?

矢本 楽しかったですよ。日本にひとりしかいないぐらい珍しい男というか、“天然記念物”というか(笑)。

竜星 そうね。“天然記念物”だね。

矢本 びっくりするような角度で台詞を出してくるんで、天才というか、めちゃくちゃ面白かったですね。

竜星 だから悔しいんですよ。やっぱりそれを天然でやれているから。やっぱ凡人は計算してなんとかこうね……。

矢本 いままで培ってきたキャリアと技術で……。

竜星 面白くしようって練るけれど、(岸君は)ポンと出しちゃうから、やっぱその瞬発力にはかなわないんですよ。

矢本 天才ですよ。

── だって、あのエンドロールのところの近くの恒松祐里さん演じるレイナとの結構な長回しのところで素が垣間見え始めるじゃないですか。うわ、これすごい面白いなと思いながら。監督そういうのも分かって撮ってますもんね。

冒頭のところのカメラアングルも独特じゃないですか。撮影のセンスも面白いし、私、観ながら若い人にもたくさん観てもらいたいなと思いました。スピード感もあるしね。

でも今回、仲間がテーマじゃないですか。おふたりも役者人生長いですけれども、刺激をもらった人とか先輩でもいいし、仲間でもいいんですけど、誰かいますか?

竜星 それはここにいる矢本悠馬ですよ。

矢本 ふざけんなよ(笑)! マジで言っているの!?

竜星 だって最初の頃、学園モノで僕、20代前半で一緒だったんですけど、もう圧倒的に自分のキャラクターのうま味を生かして目立つっていうことが。ま、キャラクターもおいしかったんですけど(笑)。

矢本 そもそもの(笑)。

竜星 でも、それを誰よりも目立たせるっていうのに関しては、やっぱりちょっと別格なんですよ。だからこうやって一緒の作品をやると悠馬がいてくれたら安心だな、絶対面白くなるなって。

矢本 嬉しい。

竜星 仲間意識じゃないですけど、期待というか。

矢本 恥ずかしい。

竜星 何やっても返してくれると思っちゃうわけですからね。

── コール&レスポンスの達人でもあるというね。

矢本 嬉しい。

竜星 だからもうずっと背中を追っかけてますよ。

矢本 いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。俺、別に前に行ってないでしょ(笑)。

竜星 そういう意味では先輩です。

矢本 俺、後輩なんだけどね(笑)。

竜星 年齢的にはね。でも、切磋琢磨じゃないですけど、なんか悠馬が他の作品に出ていて、面白い芝居しているなと思うとジェラシーじゃないですけど、いいなって。

矢本 それは嬉しいですね。めちゃくちゃ嬉しいな。でも、確かに竜星に言われたことを僕は阿部サダヲさんから教えてもらったって感じですね。

最初は本当、右も左も分かんないし、芝居の「し」の字も分かんなかったんで。最初劇団にいたんですけど、劇団に入った時に「もうどうしたらいいんだろう」って。で、阿部さんに聞いたら「おい、目立て!」みたいな。「とりあえず主演の隣に行っていっぱい映れ! どんどん目立っていくことでいいんじゃない? あとは、まぁ人の芝居見てりゃできるっしょ!」みたいな感じで軽く言われて(笑)。

そっかみたいな。それで、実力が最初はないから、とりあえずは目立つことにフォーカスを当ててやってたのを見てくれてたんでしょうね。

── 悪目立ちしちゃダメですからね。いい目立ち方をしてたってことですよね。

矢本 わかんないです(笑)。悪目立ちもしてましたよね。

竜星 でも、やっぱり役の落とし方というか、あくまで役の延長線上でねらってる感じがして、そこはすごいいいなって思うのと、そうは言っても大体みんな「いや、それやったら怒られちゃうかな」と思って躊躇っちゃうところをやれちゃうんだから。

矢本 ま、怒られてましたけどね(笑)。

竜星 だから僕の中で、一方通行かもしれないですけど、すごい好きですよ。

── こう言われて矢本悠馬さんは尊敬する人を誰と答えるんでしょうかね?



気になる矢本悠馬さんのお話については、ぜひ動画でご覧ください。また、後半では、おふたりのおすすめ映画やプライベートのお話もたっぷりしていただきました。ぜひチェックしてみてください。


『Gメン』
8月25日(金)公開

Vol.27 竜星涼&矢本悠馬インタビュー『Gメン』(番組制作:チャンネル700)

データ

YouTubeチャンネル「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」
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