私のエンタメ愛
第2回 北原里英 PART2
企画連載
2-2

前回は今ハマっているという恋愛リアリティ番組の、「キュン」な部分について盛り上がった北原さん。今回は北原里英のエンタメ愛の原点ともいえる「漫画愛」について熱く語ってくれた!
ジャンヌとコナンくんに夢中な子供時代でした。
─── 北原さんは、漫画やアニメもお好きなんですよね。特に『神風怪盗ジャンヌ』(集英社)が大好きだったそうで。
北原 最近、改めて読み返したらあまりに面白くて、ビックリしました。絵も可愛いですし。私、少女漫画を読んだら男性キャラに恋をしがちなんですけど、「ジャンヌ」だけは女の子が好きで。主人公まろんちゃんとか、変身後のジャンヌちゃんが大好きです。作者の種村有菜先生の漫画は全般的に、男の子より女の子が魅力的に見えるんですよね。
─── 実は私も種村先生ファンなんですが、わかります! 私は『紳士同盟✝』が大好きでした。
北原 あれも女の子が可愛い! カラーの絵がいつもすごくキレイなんですよ。私、種村有菜先生の原画展にも行かせていただきました。
─── 私も行きました! 2016年から2017年の年末年始に、スカイツリーでやっていた原画展ですね。
北原 私、あんなに大好きだった漫画を、大人になってあまり読まなくなっていたんですね。でも種村先生の原画展だけは行かなくちゃと思って、AKB48のメンバーと行ったんです。そこで感動して、「もう一生、ここにいれる!」って思いました(笑) ところで種村先生の漫画を読んでいると、女の子であることが嬉しくなりませんか?
─── 「女の子に生まれてよかった」って思います。
北原 私、グループ時代の癖で、自分のことをおばちゃんって言いがちなんですよ。年下の子が多かったので。
─── まだ若いのに……。
北原 自分でもよくないと思っているんですけど、なかなか治らなくて。そのうえ、可愛らしい性格でもないので…(笑)。でも種村先生の絵を見ているときだけは、可愛くなりたい!と思います。
─── 可愛く恋愛したいって思いません?
北原 思います! 種村先生のキャラクターみたいに、可憐で、強くて、儚い女の子になりたいって思います。
─── 「ジャンヌ」は、まろんちゃんのご両親が、離婚するって設定ありましたよね。
北原 確か別居してて、物語の途中で、お母さんから「離婚することになりました」って電話が来たはず。
─── お母さんから電話が来て、まろんちゃんがいなくなって、稚空(ちあき)が探しに行って……っていうシーンが大好きでした。
北原 あの、移動遊園地のシーンですね。わかります! 私はやっぱり、全(ぜん)くんのところが好きです。