BOYSぴあSelection 第9回 鈴木康介
鈴木康介 Part1「人の心を動かせる俳優になりたい」
全2回
PART1

『ぴあ』がセレクトする今が旬♡なイケメンに、今ハマっていることや恋愛のこと、仕事観を聞いちゃいます!
第8回目は、AbemaTVのオリジナル恋愛リアリティーショー『白雪とオオカミくんには騙されない❤︎』で、注目を集めている鈴木康介さん。番組内での一途な姿に、全国の女子たちはキュンキュンです♪ そして、レプロエンタテインメントが手掛ける初の男性演劇ユニット、浅草軽演劇集団・ウズイチのメンバーとしても活躍中!
多忙な日々を送っている鈴木さんに、『オオカミくん』や、現在上演中のウズイチ第4回公演『シャフ~えびす屋と浅草六芸神~』の話、そしてプライベートな話までじっくり聞いちゃいました♪ “メガネ男子”な撮り下ろし写真も満載です。
恋愛は「当たって砕けよう」精神で!
─── 自己紹介をお願いします!
浅草軽演劇集団・ウズイチに所属している鈴木康介、21歳です。今年で22歳になります。職業は俳優をしております。よろしくお願いします!
─── (取材は3月後半)『白雪とオオカミくんには騙されない❤︎』が佳境をむかえていますね。この番組に出演することで、なにか変化はありましたか?
『オオカミくん』では、数少ない時間の中で、どうやって相手にアピールするかが大事になってくるんですね。そうなってくると言葉の選び方で、相手に与える印象が変わってしまうんですよね。急な場面での対応力が求められるんです。そこで使う発想力って、芝居のアドリブシーンでも生かされたりするんですよね。
─── たしかに、『オオカミくん』は予想できない色々なことが起きますもんね。
はい、色々なことが起きるので、頭の回転を早くして行動することも必要になってきます。今は舞台『シャフ~えびす屋と浅草六芸神~』の稽古中なんですけど、例えば仲間がミスをしたときに、フォローに行けるような対応力がついたと思っています。
─── 周囲からの反響はどうですか?
視聴者の方からメッセージをいただくんですけど、その中でも「告白する勇気をもらいました」というものが多かったですね。
─── 皆、鈴木さんの一途な姿に胸を打たれたのですね。
僕は中間告白で、まる(木内舞留)さんに告白をしましたが、まるさんには他に好きな人がいたんです。それでも僕は「当たって砕けろ」という気持ちで行ったんです。その結果、当然フラれてしまったんですが、放送時期がバレンタインあたりだったこともあって、「こうすけさんの姿をみて、フラれるのは恥ずかしいことじゃないんだなと、背中を押されました」、「こんなに一途に想い続けることは、こうすけくんしかできない」みたいなコメントが沢山届いたんです。
─── それは素敵なお話ですね! 人間、できればフラれたくはないですし。そこで勇気を持って告白した鈴木さんに視聴者は心を動かされたと。
フラれることは、別に悪いことじゃないんですよ。
─── 逆に、鈴木さんに対して想いを寄せていた、あやのさんにも誠実に対応されていましたね。
やっぱり、ハッキリ伝えた方がいいと思って。ニュアンスで軽く伝えようとすると、変な優しさで傷つけてしまいますし。
─── かっこいい……。
その時の放送で、Dreamのamiさんも「嫌われる覚悟を持って言わないとダメ」とおっしゃってましたが、本人のことをを思うからこそ、そこは覚悟を持たないといけないのかな。
─── 名エピソードが続出して、現在鈴木さんの好感度が急上昇してると思うんですよね。
嬉しいです(笑)。
─── 色々な恋愛模様が錯綜していますが、他の男性出演者を観ていて、「カッコいいな!」と思うことは、ありますか?
もちろんあります。とくに、せいとは優しさに溢れている。絶対に自分よりも女性を優先するじゃないですか。同じ男としてカッコいいなと思います。
─── さなりさんが、前回のウズイチの舞台を観に来ていたという話もありましたね。番組に出演している方同士は、プライベートでも交流があるのでしょうか?
さなりが僕らの舞台を見に来てくれたことは嬉しかったですね。しかも、何も言わずに帰っていったそうなんです。
人の心を動かせる俳優になりたい
─── カッコいいですね。現在絶賛上演中の『シャフ~えびす屋と浅草六芸神~』のお話も聞かせてください。(※ちなみに、4月3日のアフタートークに、さなりさんが参加されるそうです!)
今回はSF劇になっています。僕らが演じる役柄は前回と変わらないんですが、それに加えて「浅草六芸神」と呼ばれる神様も登場します。神様と僕らが絡むことで、色々な事件が起きて話が進んでいって、笑いあり涙あり、いろんな感情が盛り込まれている作品になっています。神様のキャラ作りや衣装も見どころのひとつですね。
─── 迫力のある舞台ですよね。
舞台って、面白いけれど難しいですね。動きを大きく見せないといけないけれど、そのためにはどうすればいいんだろう? というのを日々考えています。それが舞台の面白さでもあるし、自分の中の課題でもあります。
─── 「大きく見せる」というのも、単にオーバーリアクションだったらいいというわけではないですよね。
例えば、舞台の上に10人いたとして、その中でどうしても目で追ってしまう、目が話せないような俳優さんっているじゃないですか。そういう人って舞台での芝居がすごく上手くて、憧れます。いつかそんな存在になりたいですね。
─── そういう人の魅力ってどこにあるんでしょうね?
「迫力」があるというか、背が高いとか、ガタイがいいとかではなくて。例えばスポットライトの当たる位置を感覚的に理解していたり、立ち位置のポジション取りがうまかったりとか、手の動きがすごいなめらかとか、そういう色々な要素が重なって生まれるものですよね。言葉にするのは難しいですが。
─── 前回の舞台を拝見させていただいたのですが、表情をつけながらのダンスって、すごい難しい技術なんだと感じました。
ただ踊るんじゃなくて、その感情を出しながら踊る、何かを伝えながら踊るので、そこはすごく難しいですね。その分、観ている方は楽しんでいただけるのではないかと思います。
─── 俳優として、今後やっていきたい役も教えてください。
熱い役がやりたいです、「熱い男!」みたいな。例えば、刑事ドラマだったら熱い刑事をやりたいですし、視聴者に何かを届けるような役がやりたいですね。
─── 人の心を動かすような役をやりたいと。
そうですね、本当に自己満なのかもしれないですけど、すごい熱い役をやっていきたいです。だから今回演じるシンジも、人力車に対する想いが熱い役で、まさに僕がやりたい役なんです。
─── 鈴木さんご自身も熱い性格なんですか?
結構熱い方だと思っています。
─── 稽古でもつい熱くなってしまったり?
稽古では冷静な方だと思うんですけど、自分の夢であったりとか、自分の人生を語りだしたら熱くなっちゃうタイプですね。
─── では、ウズイチの仲間とも熱く語ったりするのでしょうか。
僕と同年代の子もいますので、語り合ったりしますね。
─── 朝まで語り合ったり……?
朝まではないですけど(笑)、ちゃんと夜遅くなったら帰りますけどね。
─── そこは健康的に。
はい、お昼に熱く語っています(笑)。
PART2では鈴木さんのプライベート&恋愛観にせまります! 1では見られなかったハットをかぶった爽やかカットも満載、サイン入りチェキプレゼントもあります。お楽しみに!!
『ウズイチ』第4回公演『シャフ~えびす屋と浅草六芸神~』詳細はこちら
撮影/高橋那月、取材・文/藤谷千明、ヘアメイク/牧野裕大、スタイリング/鍛冶古翔三