瀬戸利樹 Part1「好きな女の子のワガママなら大抵OKです！」

── まずは瀬戸さん自身のことがわかるお話を聞かせてもらえればと思います。まずはカバンに必ず入ってるものを教えてください。

ちょっと待ってくださいね。（と、実際にカバンを開けて）あまり物を持ち歩かないんですけど、歯ブラシは絶対ありますね。あとは、サプリ。ビタミンとか、いろいろ種類があって。

── 栄養補給は野菜よりサプリ？

野菜は食べられないことはないんですけど、極力食べたくない……（笑）。

── 食べられないんですね。

いや、食べられなくはないんです！　でも、「食べなくて良くない？」って（小声）。ただ、野菜をとってないとすぐに肌に出ちゃうんで、その日全然野菜食べてなかったなと思ったら、シュッてサプリを。サプリ様様です（笑）

── じゃあ次に、冷蔵庫に常に入っているものといえば？

なんだろう……。あ、卵！　タンパク質をとりたいというのもあって、卵は絶対置いてます。

── ご飯は自分でつくるんですか？

最近つくるようになりました。それまではデリバリーとかに頼っちゃうタイプだったんですけど、みんなに良くないよって言われて。それで料理をやってみたら楽しくなったっていう今日この頃です（笑）。

── 最近つくった料理は？

昨日、ナポリタンをつくりました。それが、めちゃくちゃ美味かったんで、隠し味を公開しちゃいます（笑）。バターを入れるんです。野菜を炒めているときにバターを入れて、そのあとパスタと絡めるときにケチャップを入れると、1ランク上の出来になります！ 誰かに食べさせたいな〜って思いました！

── じゃあ次は何に挑戦しましょう？

今までつくったのがシチュー、野菜炒め、ナポリタンぐらいで。ハンバーグが好きなんですけど、まだ作り方がわからないです。よくこねるだけって言いますけど、そのこねるだけがどういうことかわからない（笑）。

── レシピはネットで調べたりします？

します。むしろないとできない（笑）。

── 調味料はちゃんと測る派ですか？

目分量です（笑）。だから同じ味は二度とつくれない。ひとまずハンバーグのつくり方を今度調べて挑戦してみたいです！

── じゃあ次は、家にあるものでお気に入りのアイテムを教えてください。

テレビの横に、『NARUTO -ナルト-』の（うちは）イタチのフィギュアを置いてるんですけど、それがめっちゃデカくて、存在感MAXです（笑）。「火遁 豪火球の術」っていう技をやっているポーズで、火がボーッてなってるのがめっちゃカッコいいんですよ！　僕が『NARUTO -ナルト-』を好きっていう話をしたら、ファンの方がいろいろプレゼントで贈ってくださって。まとめて『NARUTO -ナルト-』コーナーとして飾っているんですけど、そこがお気に入りです。

── 漫画、お好きなんですね。

よく読みます。最近だと『鬼滅の刃』とか『僕のヒーローアカデミア』にハマってます。心が少年なんで、やっぱり王道ものに弱いんです（笑）。

── じゃあ漫画のキャラクターで演じてみたいのは？

もし『鬼滅の刃』が実写映像化されるなら、どの役でもいいから出たいです！　（嘴平）伊之助でもいいです！　顔が隠れてても！　あ、でも伊之助だと体を鍛えなきゃいけないから、それがヤバいかも（笑）。

── 音楽は聴きますか？

聴きます！　最近、SHE'Sっていうバンドにハマッていて、毎日1日1回は聴きますね。確かYouTubeか何かで聴いていたらレコメンドで名前が出てきて。試しに聞いてみたら良くて、そこからいろんな曲を聴くようになりました。音がちょっとオシャレな感じなんですね。ヴォーカルの声が高めで、耳に心地いい感じで好きなんです。

── 中でもオススメの曲は？

『Masquerade』と『Tonight』の2曲が最高なんで、ぜひ聴いてください！

── 勝負どきにやるルーティンってありますか？

寝る前に「明日は大丈夫」って暗示をめっちゃ自分にかけます。自分に自信がないタイプなので、気持ちで負けないようにするように心がけています。おまじない代わりじゃないですけど「絶対大丈夫、絶対大丈夫」って言い聞かせてから寝るようにしています。

── そう考えると、催眠術にかかりやすいタイプ？

速攻でかかると思います。たぶん偽の催眠術とかでも騙されそう（笑）。実際に催眠術を受けた経験はないんですけどね。興味はあるので、そういう企画があったら、ぜひお願いします！

── じゃあ次は、苦手なものを教えてください。

虫と高いところと甘いものと辛いもの！

── 虫が嫌いということは、家にGが出たら殺せない？

無理ですね。今、弟と一緒に暮らしているんで、まだ出たことはないですけど、もしGが出たら弟にやってもらうしかないです。実家のときからそうしてたんで、そこは兄の権力を行使して、弟に頑張ってもらおうかなと（笑）。

── 弟さんがいるんですね。瀬戸さんと似てますか？

いや、弟の方がしっかりしてるし、クールかな。仲は良くて、僕、友達とショッピングとかあんまり行かないんですけど、弟となら行きます。

── いいですね、仲の良い兄弟って。

あ、それこそハマってるバンドとか音楽をこの間弟と共有し合うっていうのをやって、その時間は楽しかったです。テレビ画面にYouTubeを同期させて、「これどう？」ってお互いにハマってるバンドをプレゼンし合うんですけど。弟はまだ20歳ぐらいで、聴いている曲も違ったりするんで、弟から教えてもらって聴くようになった曲もあるし、逆に弟が流している曲が自分の教えた曲だったりするとうれしかったりします。

── そして、辛いものと甘いものはダメと。

しょっぱいのとすっぱいのは大好きなんです。だから、スープとかはよくお酢を入れたり。どうしても塩分とりがちになっちゃうんですけど、その分、糖分を控えているので、汗を出せば大丈夫かなって勝手に思い込んでいます（笑）。

── リラックスしたいときにすることはなんですか？

ゲームです。最近は前よりやらなくなりましたが、30分でもやるとリフレッシュできます。

── どんなゲームをするんですか？

FPS（主人公の視点で空間を移動しながら、銃などの武器を使って戦うシューティングゲーム）が多いです。

── ゲームをすると性格変わります？

「ふざけんなよ」とかはよく言います（笑）。「嘘でしょ？　当たった？　当たってないだろ？」みたいな。ゲームやってて独り言が出ない人はいないんじゃないですか。みんな言ってると思います（笑）。

── 1日最長何時間プレイしたことがありますか？

学生の頃だと……最長18時間とか？

── 長い（笑）。

休みの日は普通にそれぐらいやっていました。土曜は朝からずっとゲームをやって、その代わりに日曜は全部寝るみたいな（笑）。さすがに今はやっていないですけど。目も悪くなったので、ほどほどにしています。

── これを読んでいる人たちの多くが「瀬戸さんが彼氏だったら〜」と願っていたりすると思うのですが、もし瀬戸利樹が彼氏だったらこんないいことがありますという自己PRをお願いします！

めちゃくちゃ優しいです。そこは自負できるところです。もう何でもやってあげます。

── 女の子のワガママとかOK派ですか？

限度はありますけど、大抵のことは。たぶん、僕、結婚したら、奥さんの尻に敷かれるタイプになると思うし、むしろそれで全然大丈夫っていうタイプです。

── 今すぐ会いたいって言われたら？

行きます。もし次の日の撮影が、その作品の中でいちばん重要なシーンとかだったら控えますけど、そうじゃなければ多少夜遅くても会いたいって言ってくれて、僕が行って喜んでくれるのであれば全然飛んでいきます。

── めっちゃいい彼氏ですね……。イベントごととかも頑張ってくれますか？

サプライズとかは恥ずかしいので、普通には（照）。あ、でも外にご飯食べに行くよりも、家で手づくりの方が、より嬉しい。ふたりきりの時間を過ごせる方がいいなって思います。

── じゃあ、この記事が出る頃には終わっちゃっていますが、理想のクリスマスデートをプレゼンしてください！

やっぱり車がいいです。僕、ゴールド免許なので、まず安全運転は保証できます（笑）。

── ドライブはどこに行きましょう？

場所はどこでもよくて、それよりふたりの時間が好きなので、車の中でゆっくりふたりの時間を過ごしたいです。で、そのあとにおしゃれなお店でディナーをしてもいいし、家でほっこりしてもいいし。そこは彼女の好きな方に任せます。

── プレゼントはどうしましょう？

プレゼントはトランクの中で！　で、さっと渡すっていうのをやりたいです。

── ガチッとカッコよく決めてくれそうですね。

いやいや、「決められる」とは言い切れないので、「決めたい」で。あくまで願望でお願いします（笑）。

PART2ではいよいよ公開となった映画『シグナル100』と、俳優としての瀬戸利樹さんについて掘り下げていきます。サイン入りチェキプレゼントもあるのでお楽しみに！

（撮影／高橋那月、取材・文／横川良明、企画・構成／藤坂美樹、ヘアメイク／窪田健吾、スタイリング／山田莉樹）