寺尾聰
グループサウンズ“ザ・サベージ”のボーカル&ベースとして活躍した後、1967年、俳優デビュー。朴とつとした好青年からサングラスがトレードマークのハードな刑事役まで幅広い役柄を体現し、人気者に。また、ミュージシャンとしても『ルビーの指環』が大ヒットを記録。レコード大賞をはじめ、数々の音楽賞を受賞する。近年は映画を中心に活動。黒澤明監督のお気に入り俳優として、自然体の演技を披露している。「失楽園」(1997)で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を、「雨あがる」(1999)では各映画賞の主演男優賞を獲得。