ヨルゴス・アルヴァニティス

1959年に映画界入りし、1966年に撮影監督として一本立ち。1968年よりテオ・アンゲロプロス監督とコンビを組み、「アレクサンダー大王」(1980)「ユリシーズの瞳」(1995)などほとんどの撮影を担当。また「太陽と月に背いて」(1995)や「ベント 堕ちた饗宴」(1997)でも手腕を発揮。「旅芸人の記録」(1975)に代表されるように驚異的な長回し撮影が生み出す映像の圧倒的強度は神業と言っても良い、まさに傑出した才能の持ち主である。