チャールトン・ヘストン

高校時代に学生演劇に興味を持ち、ノース・ウェスタン大学で演劇を専攻。戦後、ブロードウェイを中心に舞台で活躍する。TVドラマの大役を経て映画界入りし、サーカス団長役で「地上最大のショウ」(1952)に出演。それがセシル・B・デミル監督に気に入られて「十戒」(1956)のモーゼ役に抜擢される。また「ベン・ハー」(1959)ではアカデミー主演男優賞を受賞し、スーパースターの地位を確立。まさに20世紀を代表する俳優のひとりである。また生後間もなく「十戒」で赤ん坊時代のモーゼを演じた息子のフレイザーも映画人で、「ニードフル・シングス」(1993)などの監督を務めている。