市川雷蔵

歌舞伎俳優から1954年大映入社、美男俳優として売り出したが、自ら出演を希望した「炎上」(1958)で演技派に転身。後年は“眠狂四郎”シリーズ、“忍びの者”シリーズ、“陸軍中野学校”シリーズなど、多くの人気シリーズを持ち、特にニヒルな剣士・眠狂四郎は一代の当たり役となった。1969年、ガンにより37歳の若さで死去。