野沢尚

「V・マドンナ大戦争」が第9回城戸賞に入選し、ドラマ「殺して、あなた…」で脚本家デビュー。以後、「親愛なる者へ」「青い鳥」などヒットドラマの脚本を手がけ脚光を浴びる。映画でも「マリリンに逢いたい」(1988)、「その男、凶暴につき」(1989)などのヒット作を生み、小説家としても「破線のマリス」で江戸川乱歩賞を受賞するなど活躍を見せていたが、2004年6月に自殺をはかり44歳の若さで帰らぬ人となった。