ナンニ・モレッティ

大学教授と高校教師の両親に育てられ、10代の頃に映画と水球に熱中する。長編第2作の「青春のくずや?おはらい」(1978)で早くもカンヌ映画祭コンペティション部門に参加。プライベートな題材を独特のアイロニーとユーモアにくるんで描く作品世界は、1作ごとに高い評価を受けており、マルチ・タレント的な活躍ぶりもめざましい。