黒澤明

1936年、PCL入社。助監督として山本嘉次郎に師事し、「馬」(1941)では、B班監督を務めた。1943年の監督デビュー後は、数多くの名作を発表。「羅生門」(1950)がヴェネチア映画祭グランプリ、「生きる」(1952)がベルリン映画祭銀熊賞、「七人の侍」(1954)でヴェネチア映画祭銀獅子賞、「隠し砦の三悪人」(1958)でベルリン映画祭銀熊賞、「デルス・ウザーラ」(1975)でモスクワ映画祭金賞及びアカデミー外国語映画賞、「影武者」(1980)でカンヌ映画祭グランプリに輝いた。日本だけでなく、世界の映画人に多くの影響を与えている。1998年9月6日脳卒中のため死去。享年88歳だった。