クシシュトフ・キェシロフスキ

国立映画大学監督科在学中から、短編を撮り始める。長編第2作の「アマチュア」(1979)がモスクワ映画祭グランプリを獲得、一躍世界的に知られる存在となる。以後、力作を発表し続け、「殺人に関する短いフィルム」(1987)でカンヌ映画祭審査員特別賞および国際批評家賞、「ふたりのベロニカ」(1991)でカンヌ映画祭国際批評家賞、「トリコロール/青の愛」(1993)でヴェネチア映画祭金獅子賞、「トリコロール/白の愛」(1994)でベルリン映画祭監督賞を受賞した。