アッバス・キアロスタミ

大学卒業後、グラフィックデザイナーを経て、児童少年教育協会の映画製作部に入り、児童映画の演出を始める。長編第4作の「友だちのうちはどこ?」(1987)が、欧米・日本で公開され、世界的に注目される。続いて「そして人生はつづく」(1992)「オリーブの林をぬけて」(1994)と力作を発表、イランにキアロスタミありと高く評価されている。「桜桃の味」(1997)でカンヌ映画祭パルム・ドール大賞を受賞。