ウォルター・マッソー

舞台俳優として活躍する中、バート・ランカスター監督作「ケンタッキー人」(1955)の小さな役で映画デビュー。また1960年にはマフィア映画「Gangstar Story」の監督を務め、多才ぶりを見せる。出世作は「恋人よ帰れ!わが胸に」(1966)で、アカデミー助演男優賞を獲得。さらにジャック・レモンと再びコンビを組んで「おかしな二人」(1968)に出演し、その人気を決定付けた。枯れた味を出せる演技巧者。