村野鐵太郎

1953年、大映入社。溝口健二、小津安二郎、衣笠貞之助などの助監督を務め、記録映画で監督デビュー。劇映画第1作は、1962年の「雪の降る街に」。その後、田宮二郎の“犬”シリーズや、石原プロの大作「富士山頂」(1970)を手がけた。「月山」(1979)以降は、人間の内面を描き出す佳作を作っている。鉄太郎と表記される場合もある。