マイケル・ムーア

ジャーナリストとして活躍するかたわら映画作家としても注目を集める。工場での大量解雇に揺れた地元フリントを取材した長編デビュー作「ロジャー&ミー」が大ヒット。アメリカ銃社会の闇をえぐった「ボウリング・フォー・コロンバイン」(2002)でカンヌ映画祭特別賞、ブッシュ大統領を痛烈に批判した「華氏911」(2004)で同パルム・ドールを受賞。自らインタビューに奔走する強烈なジャーナリスト魂で各方面に影響を与えている。