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【開催中止】犬塚 勉 風景が芸術になる

19/10/12(土)~19/12/15(日)

川崎市市民ミュージアム

※台風19号の被害のため、開催中止。

犬塚勉(1949-1988)は、川崎市に生まれ、豊かな自然の残る西多摩郡稲城村(現・稲城市)で少年時代を過ごした。小学校時代に見た三沢川の光景が描きたいという思いから画家を志し、東京学芸大学に進学。大学院修了後は、中学校の美術教師をしながら、画家となることをめざしていた。
しかし、ようやく独自の画風を確立した矢先に、38歳の短い生涯を谷川岳で終えている。志半ばながら、犬塚の遺した作品は、遺族によって大切に保管された。そして没後20年にあたる2009年7月にNHKの『日曜美術館』で作品が紹介されると、“犬塚の風景画” は一躍注目され、いまなお多くの人を魅了し、愛され続けている。
特定の場所を精密に描いた犬塚の作品は、精緻に再現された風景画でありながら、観る人それぞれの記憶の中に残るある日の光景を想起させ、懐かしささえ感じさせる。
本展では、犬塚勉の画家としてのはじまりから、画風を確立させた晩年の5年間の作品を中心に100点を展示し、画家・犬塚勉の足跡をたどる。また、会期中には東海大学学芸員資格課程の学生と協力したワークショップを行い、犬塚のさらなる魅力に迫る。

開催情報

ジャンル
美術館

9:30〜17:00、月曜日休館(10月14日、11月4日は開館)、10月23日(水)、11月5日(火)休館

※入館は閉館の30分前まで

料金

一般700円(560円)、65歳以上・大・高校生500円(400円)、中学生以下無料

※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳等をお持ちの方およびその介護者は無料
※10月20日(日)中原区民祭の日、11月1日(金)開館記念日は、観覧料が無料

出品作家

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