小松崎邦雄 展 ~麗しき日本の絵画を求めて~
19/9/28(土)~20/3/8(日)
サトエ記念21世紀美術館
《灯ともし頃》 1991年頃 油彩・キャンバス 130.4×162.1cm
小松崎邦雄(1931-1992)は、埼玉県浦和市(現・さいたま市浦和区)にアトリエを構え、牛・天使・人形・舞妓など時代により画題を変遷させ、日本人画家として描く油彩画にリアリズムを探求し続けた画家。NHK教育テレビ『趣味講座・油絵入門』における講師を務め、日本経済新聞に連載された渡辺淳一『化身』の挿絵を担当するなど、61年
の生涯を画家として精力的に活動した。本展では、学生時代から晩年の作品までを一堂に集めその画業を回顧する。代表作となる油彩画をはじめ、水彩画、デッサンなど小松崎邦雄のコレクションとしては日本随一を誇る同館の収蔵作品を中心に、画家が時代ごとに追い求めた麗しき絵画世界を、この機会に堪能してもらいたい。