第74回企画展「あたらしい門出」
19/10/8(火)~20/2/9(日)
相田みつを美術館
「あたらしい門出」1960年頃
相田みつをは、書と言葉の両面で、常に自分のスタイルを模索していた。ある地点に安住することを嫌い、不安ながらも先に進むことを自らに課していたと言えるだろう。「型ができたなと気づいたら、いったん土台を金槌で叩き割って壊さないとだめなんです。でも、またしばらくすると別な土台ができる。そうしたらまた金槌で壊す。書くということはその繰り返しです」
みつをがどんな土台を築き、またどのように金槌で壊してきたのか? 本展は、その変貌の軌跡を没後28年、令和元年の視点から振り返る。