ドレス・コード?――着る人たちのゲーム
19/8/9(金)~19/10/14(月)
京都国立近代美術館
ファッション、そこには暗黙のルールや駆け引き、あるいはゲームにも似た自己と他者のコミュニケーションが存在する。歴史的にも、身体を保護するという機能的な意味での「着る」にとどまらず、ファッションは「視る/視られる」対象として、社会生活における自己と他者の関係性の構築に一定の役割を担ってきた。インターネットとSNSの普及によって、誰もが自らの日常の装いの実践を自由に発信できるようになった現在、私たちとファッションのかかわり方もまた新しい局面を迎えている。本展では、ファッションやアートのほか、映画やマンガなどに描かれたファッションも視野に入れながら、現代社会における〈ドレス・コード〉をめぐる、わたしたちの装いの実践=ゲームについて見つめ直す。
また同展は熊本市現代美術館(12月8日〜2020年2月23日)に巡回。
※本展は第25回国際博物館会議(ICOM)京都大会にあわせて開催するもの。