歌川国芳 ―父の画業と娘たち
19/10/4(金)~19/10/27(日)
太田記念美術館
近年、人気が急上昇している歌川国芳。水滸伝の豪傑や巨大な骸骨を描いた迫力あふれる武者絵や、西洋画の表現を取り入れた風景画、さらにはユーモアたっぷりな筆致で描いた戯画など、代表作を含めた約80点の作品を紹介します。年代順に紹介しますので、国芳の画業の変遷を、時代背景と共に鑑賞することができる。
また、浮世絵師の娘と言えば、葛飾北斎の娘である葛飾応為(お栄)が有名だろう。しかしながら、浮世絵師の娘が絵師の仕事をしているというのは、応為だけではない。実は、歌川国芳には2人の娘がおり、それぞれ芳鳥、芳女という画号で浮世絵を描く仕事をしていた。残された点数はわずかだが、2人の娘たちの画業についても紹介する。