円山応挙から近代京都画壇へ
19/11/2(土)~19/12/15(日)
京都国立近代美術館
18世紀の京都において、円山応挙は、実物写生の精神に基づいた写生画というジャンルを切り開いた。精緻に描かれた応挙の写生画は、爆発的な人気を博し、円山派という一流派を形成。四条派の祖である呉春は、初め与謝蕪村に学び、蕪村没後は応挙の画風を学んだことで、応挙の写生画に蕪村の瀟洒な情趣を加味した画風を確立した。応挙、呉春を源泉とする円山・四条派は、塩川文麟、森寛斎、幸野楳嶺等を経て、近代京都画壇を牽引した竹内栖鳳、山元春挙、上村松園等を輩出。本展では、応挙、呉春から近代へいたる系譜を追うことで、円山・四条派の全貌に迫るとともに、京都画壇の様相の一端を明らかにするものである。
※会期中、展示替あり
前期:11月2日~11月24日/後期:11月26日~12月15日
開催情報
- ジャンル
- 美術館
9:30〜17:00、月曜日休館(11月4日は開館)、11月5日(火)休館
※金曜日、土曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
料金
前売一般11300円、大学生900円、高校生400円
当日一般1500円(1300円)、大学生1100円(900円)、高校生600円(400円)
グッズ(ガーゼハンカチ(限定カラー))セット前売券2000円
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下は無料。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料(入館の際に証明できるものをご提示下さい)。
※本料金でコレクション展もご覧いただけます。