再興第104回 院展
19/11/23(土)~19/12/1(日)
松坂屋美術館
日本美術院は、岡倉天心が中心になって1898(明治31)年に創立した日本画の研究団体である。
1906(明治39)年から1913(大正2)年の間、日本美術院の研究所は上野の谷中から茨城の景勝地五浦に移るが、1914(大正3)年、前年に没した天心の志を受け継いで横山大観を中心に谷中に日本美術院を再興。その再興の綱領は、「芸術の自由研究を主とす。故に教師なし先輩あり。教習なし研究あり」と宣言するものであった。
再興院展は、1914年以来続く日本美術院による日本画の公募展。毎月9月の東京展を皮切りに、全国を巡回。
本展では、同人作品35点をはじめ、受賞作品、及び東海3県出身・在住作家の入選作品などを含む約120点を展観する。