芹沢銈介が愛した 椅子と木箱
19/12/12(木)~20/3/22(日)
静岡市立芹沢銈介美術館
芹沢銈介は収集家としても著名で、同館には4500点に及ぶ世界の工芸品が収蔵されている。本展では、その中から椅子40点、木箱60点を紹介する。家具のなかでも芹沢が好んだのが椅子だ。ヨーロッパやアフリカの椅子を中心に、多数の椅子を集め、常に取り替えながら身辺に置いていた。
また、螺鈿・竹・革などを使った韓国の箱、タイの蛙型の箱、ヨーロッパの曲げ物の箱、メキシコの木箱、インドの金庫など、芹沢が集めた各国の木箱を楽しむことができる。
展示室前半には、「寿の字のれん」「布文字春夏秋冬二曲屏風」「小川紙漉村文着物」「李朝の函文帯地」など、芹沢銈介を代表する作品70点を展示する。