【3月31日まで休館】特別展「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」
20/2/8(土)~20/4/5(日)
東京都江戸東京博物館
日本の伝統美術は、日本人の暮らしとともにあった。四季折々の生活シーンに応じて配される建具や調度品は、人びとに潤いと彩りを与えた。開国後の日本を訪れた西洋人が一様に驚いたのは、こうした品々に宿る日本人の豊かな遊び心と繊細な美意識だった。その日本の美を作り上げてきたのが、ものづくりに生きる職人たちだ。
本展では、特色のある5人の名工たちを取り上げる。江戸が生んだ二人の蒔絵師・原羊遊斎と柴田是真、尾形乾山の陶法を継承し軍艦の建造をも手がけた鬼才の陶工・三浦乾也、葛飾北斎の弟子で絵師から金工の道に転じた府川一則、江戸の職人気質を受け継ぎ超細密工芸を究めた小林し礫斎― 彼らは江戸東京で活動し、時代の空気を吸いながら、それぞれの道に精進し新たな創造に挑戦し続ける人生を歩んだ。
本展では、明治前期に日本を訪れたヨーロッパ貴族バルディ伯爵の日本コレクション(ベニス東洋美術館所蔵)の日本での初公開をはじめ、同館のコレクションを中心に、江戸東京で活躍した職人たちの仕事と人生に光を当て、日本が世界に誇るものづくりの力の源泉を見つめたいと思う。
※会期中に一部展示品の入れ替えあり
開催情報
- ジャンル
- 美術館
9:30〜17:30、月曜日(ただし2月24日は開館)、2月25日(火)休館
※土曜日は19:30まで
※入館は閉館の30分前まで
料金
特別展前売券一般900円、大学生・専門学校生680円、中学生(都外)・高校生・65歳以上350円、小学生・中学生(都内)350円
特別展専用券一般1100円(880円)、大学生・専門学校生880円(700円)、中学生(都外)・高校生・65歳以上550円(440円)、小学生・中学生(都内)550円(440円)
特別展・常設展共通券一般1360円(1090円)、大学生・専門学校生1090円(870円)、中学生(都外)・高校生・65歳以上680円(550円)、小学生・中学生(都内)なし
※( )内は20名以上の団体料金。
※次の場合は観覧料が無料。未就学児童。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。
※小学生と都内在住・在学の中学生は、常設展示室観覧料が無料のため、共通券はありません。
※シルバーデー(2月19日、3月18日)は、65歳以上の方は特別展観覧料が無料です。年齢を証明できるものをご提示ください。