【3月1日で閉幕】雛の世界
20/2/8(土)~20/3/1(日)
遠山記念館
江戸時代に開花した人形文化は、日本独自の雛人形を母体として、多種多様な人形を生み出してきた。本展では、雛人形を中心に江戸時代中期から昭和時代中期頃までの様々な種類の人形を展示し、日本の人形の歴史をたどっていく。
享保雛、次郎左衛門雛、古今雛、高さが2〜3cm程の「芥子雛」、また近代の名工と呼ばれる作家たちの雛人形の他、嵯峨人形、御所人形、衣裳人形、賀茂人形、からくり人形、抱き人形、絹糸細工などを展示する。
併せて会期中、遠山邸の大広間では、十畳の座敷いっぱいに飾られた雛壇飾りも展示。これらは同館の創立者である遠山元一が、長女貞子の初節句の祝いとして、大正時代に備えたもの。日本の人形が持つ魅力をご堪能いただきたい。