【2月29日で閉幕】鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵 ―朝日智雄コレクション
20/2/15(土)~20/3/22(日)
太田記念美術館
2019年、「築地明石町」が再発見されたことが話題となった鏑木清方(1878~1972)。日本画家として今でも広く知られているが、明治30年代後半から大正5年頃にかけては、文芸雑誌や小説の単行本の口絵というジャンルで活躍していた。その時、清方と人気の双璧をなしていたのが、鰭崎英朋(1881~1968)だ。清方と英朋は、月岡芳年の系譜に連なると共に、烏合会という美術団体に属した友人同士でもあった。清方と英朋による、明治の美しい女性たちを描いた口絵の名品を紹介する。