五月女哲平「our time」
20/3/6(金)~20/4/5(日)
NADiff Gallery
五月女哲平の最新作展覧会を、青山|目黒(中目黒)、void+(表参道)、NADiff a/p/a/r/t(恵比寿)の3か所のスペースに於いて、同時開催する。
五月女は2007年の初個展以来、絵画作品を中心に立体、写真、映像などを織り交ぜた作品を発表してきた。五月女の絵画は、変形キャンバスや自立する支持体を用いたり、メディウムの積層から作品の成立を試みるなど、絵画の物質的側面への着目から様々な展開をみせてきた。近年は、絵具の積層の中にアクリルや写真、ガラス、シルクスクリーンなど異なるメディウムが介在しながら、作家が捉えた事象や出来事を挿し込んだ、新たな作品の取組みも行っている。
この度の3か所同時開催展では各スペースでは新旧作を交えて、五月女の作品をいくつかの系統ごとに紹介する。昨年バーゼルで発表した映像作品とシェイプドキャンバスによるペインティングをVoid+で、長年継続的に取り組んでいる人物シリーズを新/旧作交えて青山目黒で。そしてNADiff a/p/a/r/tでは、ペインティングとオブジェ作品、そして展覧会にあわせてリリース予定の新作マルチプルエディションを展覧する。