【当面の間休館】ギンザ・グラフィック・ギャラリー第379回企画展TDC 2020
20/4/13(月)~20/5/30(土)
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
designer:Sven Lindhorst-Emme (Germany)
東京TDC賞の成果を見ていただくTDC展。今年も数々の新鮮な話題とともに開催する。
数多くのハイファッション・ブランドとのコラボで世界でも傑出した存在、M/M(Paris)が、ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼの新しいロゴ・VI・タイプフェイスの仕事で今年のグランプリを受賞。ほかに、AIによるブックデザイン、19世紀の代表的ディスプレイ・タイプフェイスのデジタル再構成、ジョナサン・エレリーとローレンス・ウェイナーのやりとりから生まれたアーティストブック、コムデギャルソンのショーのために作曲したオノセイゲンの作品のアルバムとポスター、デザイナー自身が責任編集する雑誌『球体』第8号、内容の意味を維持しながらスムーズなアニメーションをつけてテキストがオンデマンドで自動的に作成されるイノベーション、陶芸家マグダレン・オドゥンドの作品集、北京で開催され話題となった高田唯個展のグラフィック、デザイン上の中国語の文字サイズを研究する展覧会からの映像作品、女性の魅力を称える大判の本とオリジナルタイプフェイス、「仁者乐山」4つの漢字の言葉の意味を伝えるポスター。
これら受賞12作品とノミネート作品を中心に、タイポグラフィを軸にしたグラフィックデザインの優秀作品150点あまりを展覧する。
今年は勝どきの「バタフライ・ストローク」を第二会場に見応えが倍増する。