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生誕100年 國領經郎展 ー静寂なる砂の景ー

20/7/1(水)~20/8/30(日)

茅ヶ崎市美術館

國領經郎(こくりょう・つねろう 1919年~1999年)は、砂丘や砂浜を舞台とした情感豊かな絵画作品を数多く描いたことで知られる、日本芸術院会員で日展を中心に活躍した、戦後日本を代表する洋画家のひとり。
「むきだしの自然」と國領が語った「砂丘」は、訪れた人々の詩的感覚や人生観を揺さぶり、孤独な瞑想の時へと導いていくような、静寂さに満ちた神秘的な場所だ。そのような砂丘に強く心を惹かれた國領は、鳥取県の鳥取砂丘や山形県の庄内砂丘、静岡県の中田島砂丘、そして晩年によく訪れた茅ヶ崎海浜など日本各地の砂丘地を取材し、砂のある茫漠とした風景とさまざまな人物、そして鳥たちを登場させる独特の作品世界を構築した。
本展は、國領の生誕100年を記念し、あらためてその画業を見つめ直そうとするもので、出身地・横浜の横浜美術館と、鳥取県立博物館、酒田市美術館が所蔵する國領作品を中心に構成する回顧展。初期から晩年までの代表作を紹介しながら、國領が表現しようとしたもの、砂のイメージに託そうとしていたものとは何かを探る。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00〜17:00、月曜日(ただし8月10日は開館)、8月11日(火)休館

※入館は閉館の30分前まで

料金

一般800円、大学生600円、市内在住65歳以上400円

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、10名以上の団体はご遠慮ください
※高校生以下、障害者およびその介護者は無料

出品作家

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