【開催中止】みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ ― 線の魔術
20/4/25(土)~20/6/28(日)
名古屋市美術館
現在のチェコ共和国に生まれたアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、1887年にパリに出た。当時の人気女優サラ・ベルナールを描いたポスター《ジスモンダ》が評判となり、一気にポスター作家として著名になる。その後も、次々に印象的なポスターなどを制作してアール・ヌーヴォーを代表する画家として大成功を収めた。ミュシャの作品の流れるような曲線美はまさに「線の魔術」ともいえるもので、華やかな装飾とともに美しい女性像を彩っており、私たちを夢のような世界に誘う。
本展はミュシャ財団監修のもと、ミュシャ幼少期の作品に始まり、自身の蔵書や工芸品、デザインやイラスト、ポスターを展示し、さらに、後世においてミュシャから影響を受けたアーティストたちの作品も紹介している。明治の文芸雑誌の挿絵、1960-70年代のイギリスやアメリカのグラフィック・アート、日本のマンガ家やアーティストの作品を通じて、ミュシャ様式と呼ばれるスタイルが後世のアーティストにいかに大きなインスピレーションを与えてきたかを確認することができるだろう。
時代を超えて愛され続けるミュシャという画家の秘密に迫る、これまでにないミュシャ展にどうぞご期待いただきたい。
開催情報
- ジャンル
- 美術館
9:30〜17:00、月曜日(5月4日は開館)、5月7日(木)休館
※金曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
料金
前売・団体一般1300円、高大生800円、中学生以下無料
当日一般1500円、高大生1000円、中学生以下無料
※団体割引料金は20名以上に適用
※障害のある方、難病患者の方は手帳の提示により本人と付添者2名まで当日料金の半額でご覧いただけます。
※名古屋市交通局発行の「ドニチエコきっぷ」「一日乗車券」を当日利用して来館された方は100円割引。
※「名古屋市美術館常設展定期観覧券」の提示で団体料金が適用されます。
※いずれも他の割引との併用はできません。
※「みんなのミュシャ」展の観覧券で常設展もご覧いただけます。
出品作家
ほか