仲山計介展
20/4/25(土)~20/6/14(日)
浜松市美術館
目には見えないモノを描く」ことに挑戦し続ける日本画家・仲山計介。多摩美術大学の卒業制作から描きはじめた「エオンタシリーズ」(「エオンタ」はギリシャ語で「存在するモノ達」を意)は、仲山の代名詞となった。浜松市美術館所蔵の《敷島屏風》や最新作《聖地巡行》などの「島シリーズ」は、抽象的な「エオンタシリーズ」とは対照的に、海や山など、具象的な風景が浮かび上がる。これらの風景は、モノを俯瞰する視点で描かれ、仲山の唯一無二の表現を象徴している。本展では、「エオンタシリーズ」、「島シリーズ」を中心とした作品群を、仲山の創作活動の変遷を追うように展示。また、令和元年~2年に完成した未発表の新作9点を初公開する。浜松市が生んだ前衛的日本画家・仲山計介の「再現ではない表現」をご堪能いただきたい。