佐藤美術館 収蔵品展2020
20/6/2(火)~20/6/28(日)
佐藤美術館
同館では1990年の設立以来、同時代作家の作品を収集しており、その成果は収蔵品展として定期的に広く公開している。今回の収蔵品展では、絵画鑑賞初心者の方にもわかりやすい「素材・技法の違い」を中心にご覧いただく。同館の3階、4階、5階それぞれの展示室に日本画作品、油画系作品、版画系作品を展示する。
日本画では岩絵の具、和紙、膠といった扱いの難しい伝統的な画材を駆使して描かれた8作家による作品を展示。油画系では伝統的な油絵の具を使った作品だけでなく、アクリル絵の具やダーマトグラフで描かれた作品や通常日本画で使用される画材を併用したミクストメディア作品も展示する。8名の作家による個性的な表現を楽しんでほしい。版画系では、銅版画、木版画、モノタイプ、ステンシルといった技法の作品を紹介。ここでは日本人作家4名に加え日本留学中に当財団の奨学支援を通じて縁のできた3名(中国、韓国、モンゴル)の外国人作家の作品を展示する。
同館の支援している若手作家から中堅、大家によるさまざまな素材・技法を駆使して描かれた味わい深い作品群を是非楽しんでほしい。