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並木秀俊 日本画展 ―艶麗繊巧えんれいせんこう―

20/9/9(水)~20/9/15(火)

松坂屋名古屋店 美術画廊

日本画は絹や和紙、板に描かれ、使われる画材は鉱物を砕いた絵具や金を薄く叩いた箔などといったものが用いられてきた。これらは昔から変わらずに日本で連綿と伝わってきたものである。並木は東京藝術大学文化財保存学の中で学んだ古典的な材料学からのアプローチによって、日本画への挑戦を続けている。
並木は大学での職を務める傍、100年を越え続いている公募展団体の日本美術院展や、文化財保存学の分野でも研究や作品が評価され賞を受賞し、将来有望な作家で研究者のひとりである。また毎年、松坂屋名古屋店、大丸心斎橋店を巡回するグループ展「日本画G6展」においても毎回出品している。
同回の展示では、粒子がある岩絵具だからこそ表現できる日本画の迫力や、極限まで細く切られた優美な金箔線、独自の視点から作り上げた墨の表現など、古典的な材料と現代の感性を融合させ生み出してきた制作となっている。中でも主に工芸や仏教装飾で用いられてきた「截金」と呼ばれる技法を用いて、軽やかな花や羽を描くことで、これまでに表現できなかった日本画の世界を垣間見せている。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

10:00~19:30、会期中無休

※最終日は16:00閉廊

料金

無料

出品作家

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