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五島一浩「画家の不在」

20/11/6(金)~20/11/15(日)

3331 Arts Chiyoda

空中に吊られた巨大な凸レンズが、空白のキャンバスに絵画や写真のような「像」を描き出す。これは現在のカメラの父祖「カメラ・オブスクラ」の分解された姿である。この作品で五島は、自身の制作の根幹である「カメラ」の腑分けにより「見ること」を再提示している。
鑑賞者は、展示室中央の椅子に座ると、映し出される絵画のモデルとなる。手にした虫眼鏡で自由な場所に像を描くこともできる。椅子に座ったモデルから見えるものは何だろうか? 世界を作っているのはレンズなのか、観察者なのか。「画家の不在」の中での「像」をとりまく対話が、「見ること」を捉え直す糸口となる作品である。
五島一浩は、独自手法の映像作品や、映画原理の解体など「視覚」を再提示する作品を制作し、イメージフォーラム・フェスティバル、アルスエレクトロニカ、文化庁メディア芸術祭などで多くの賞を受賞している。同展では初期代表作「FADE into WHITE」シリーズや、特殊立体映像「東京浮絵百景」「SHADOWLAND」、コマのない動画像を撮影・投影するインスタレーション「これは映画ではないらしい」なども併せて展示する。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

11:00~19:00
無休

※初日は17:00から
※最終日は16:00まで

料金

無料

出品作家

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