宮川慶子展ー生命は自分自身だけでは完結できないようになっているらしいー
20/12/12(土)~21/4/4(日)
平塚市美術館

宮川慶子《わたしがわたしとあなたのためにお祈りしてるとき》2014年 作家蔵 photo by Masako Kakizaki
横浜に生まれ、現在横浜と東京で制作する宮川慶子(1991年生まれ)は、東京造形大学を卒業後、2014年に青森県立美術館で奈良美智による若手作家選抜展「プロジェクトPHASE2014」で個展を開催。2016年に同大学院を修了し、個展やグループ展で活躍する美術作家。
剥製や石塑粘土を素材とした宮川慶子の作品からは、生と死を見つめる作家のまなざしが感じられる。また平面、立体作品、さらに詩作など、その多岐にわたる創作活動からは、いまを生きる作家の極めて現代的な時代性が感じられる。
ロビー展の舞台となるテーマホールは、湘南の光が燦々と降りそそぎ、時とともに様相が変化する大空間。うつろう陽光のなかで立ち現れる宮川慶子の作品世界をご堪能いただきたい。