特別展「日本のたてもの―自然素材を活かす伝統の技と知恵」
20/12/8(火)~21/1/11(月)
国立科学博物館
日本の伝統建築は、木材・土・石など多様な自然素材を優れた造形物へ昇華させた世界に誇るもので、政府・文化庁は2018年より、国連教育科学文化機関(ユネスコ)にて、「伝統建築工匠の技:木造建築物を受け継ぐための伝統技術」を無形文化遺産へ登録するための活動を進めている。本展は、貴重な建築模型や資料をもとに、自然素材を活かした日本の伝統建築の造形的特徴を古代から現代建築まで通史的に俯瞰する。また、現在その維持が困難とされる伝承者養成・技能錬磨・原材料や用具の確保など、近年の取組みについても紹介する。本展は、「日本博」および「日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』」の一環として開催する。