【開幕延期】特別展「日本文化の華 大相撲展」
21/1/16(土)~21/3/21(日)
千葉県立美術館
大相撲の世界は、鍛え上げた二人の力士が土俵で立ち会う瞬間を頂点として、取組を裁く行司とそのきらびやかな装束、化粧まわしや懸賞幕、独特の書体で書きあげる番付表など、日本人の美意識が結集された日本文化の華。
土俵の外に出るか、足の裏以外の体の一部が土俵についたら負けというシンプルなルールのもと、相撲は何百年にもわたり日本人の心を魅了し続けてきた。
大相撲の魅力を見て、知って、体感できる展覧会として、会場では大相撲をとりまく品々の実物展示をもとに、実寸大の土俵の再現、イラストによる決まり手解説、横綱の訪問着等を併せて展示する。
土俵が描かれた最古の絵画として知られる、千葉県鋸南町に生まれた浮世絵師・菱川師宣による肉筆画《相撲の図》、明治から昭和にかけて活躍した船橋市ゆかりの彫刻家であり、相撲博物館二代目館長も務めた相撲愛好家・石井鶴三による力士像なども展示する、見所一杯の展覧会だ。