相田みつを没後30年 美術館開館25周年 特別企画展 みつをが遺したものⅠ〜自分の言葉・自分の書〜
21/3/19(金)~21/6/20(日)
相田みつを美術館
いまもし、みつをが生きていたら、どのような個展を開いたのか?
今から30年前、1991(平成3)年12月17日、みつをは67年の生涯を閉じた。大正の末に生まれ、激動の昭和、そして平成という三つの時代を行きたみつをの作品は、書、詩、短歌、エッセイ、ろうけつ染め、デザインワークを多岐にわたっている。それらの作品の大半は、生前ほとんど知られてはおらず没後少しずつ紹介されるようになった。
よく、ひと世代30年と言われる。30年経つと世代が入れ替わり時代も変わる。みつをが没した年に誕生した子どもたちは現在30歳になっていて、その次の世代も生まれている。”みつを”を取り巻く環境も当然変化している。
本展「みつをが遺したものⅠ」は、回顧展ではない。常に時代と切り結ぶ覚悟でみつをは、個展を開いてきた。その数は確認できる範囲で約20回。
同館は、本展を令和の相田みつを個展と位置付ける。キーワードは生涯のテーマとして掲げていた「自分の言葉・自分の書」。
みつをにとって、それは何を意味したのか?
次回展「みつをが遺したものⅡ」と合わせてご覧いただければ幸いである。

