企画展「オールドノリタケ×若林コレクション アールヌーヴォーからアールデコに咲いたデザイン」
21/4/17(土)~21/6/27(日)
茨城県陶芸美術館

日本屈指のオールドノリタケコレクションである、若林コレクションの優品を紹介する。オールドノリタケとは、名古屋を拠点とする株式会社ノリタケカンパニーリミテドのルーツ、森村組および日本陶器によって、明治中期から第二次世界大戦期にかけて製作・販売・輸出された陶磁器を指す。当時の欧米の顧客のニーズや流行をいち早く取り入れ、豊かな展開を見せたオールドノリタケは、現代の私たちの目にも新鮮に映る。
本展覧会では、欧米に学びながらも独創的な表現を拓いたオールドノリタケの陶磁器やデザイン画など約250件を「モチーフ」、「スタイル」、「テクニック」、「ファンクション」の4つの観点から読み解く。多種多彩な意匠、技法、器種を網羅する若林コレクションから、オールドノリタケの多様性をご覧いただきたい。