京都文化プロジェクト 誓願寺門前図屏風 修理完了記念 花ひらく町衆文化 ―近世京都のすがた
21/6/5(土)~21/7/25(日)
京都文化博物館

同館が所蔵する岩佐又兵衛筆「誓願寺門前図屏風」は、又兵衛が描いた国宝「洛中洛外図屏風」と共に都市風俗画の重要作例として認識されている。同館では、当該作品の解体修理を行い、このほど無事に完成を迎えることができた。本展はこの機会をとらえ、新たに修理が加えられた誓願寺門前図屏風とその関連資料を展示し、当該作品の新たな魅力に迫る。
またあわせて、この屏風が描かれた江戸時代の京都に焦点をあて、近世都市京都がいかに表象され、また都市に息づく人々はどのように文化を紡いできたのか、絵画、考古、古文書など豊富な資料で展観する。