日本の心象 刀剣、風韻、そして海景
21/7/3(土)~21/9/5(日)
姫路市立美術館

日本の美意識を象徴する刀剣の刃文の美を手掛かりに、 日本の風土が培ってきた深淵にして豊穣な心象風景を探求する。 「第一章 刀剣の光陰」 では、 国宝 「明石国行」 はじめ国内の名刀約50口を紹介し、 多様で奧深い刃文の美をひもとく。
「第ニ章 風韻、 そして海景」 では、現代の刀匠と鍛冶師・明珍兄弟による刀剣とたまはがね風鈴によるインスタレーションをプロローグとして、人間存在についての思考を写真で表現する現代美術家・杉本博司の写真作品「海景」シリースを展観する。
「第三章たまはがねの響」は城・美術館・庭園が一体となる唯一無ニの景観を演出する庭園アートプロジェクト。 明珍火箸 「たまはがね風鈴」 の音色を素材として菅野由弘によって作曲された 「星雲光響2021」 がパラメトリック・スピーカーを通じて生み出す立体的音響空間に光のインスタレーションが重なる芸術体験をお楽しみいただきたい。
※国宝《太刀 銘 国行(号明石国行)》の展示期間は2021年7月3日(土曜日)から8月1日(日曜日)まで。