近代日本画巨匠展
21/7/7(水)~21/7/20(火)
松坂屋名古屋店 美術画廊

日本画、という言葉は、明治期に油彩を中心とした洋画が移入されたことにより生まれた概念。岩絵具を、主に膠で支持体に定着させるこの技法で、今なお多くのアーティストが制作を行っている。
松坂屋名古屋店における「近代日本画巨匠展」は、今年で四十七回目の開催を迎えることとなった。展示様式の変化、画材の進歩などにより、一見日本画らしからぬ作品も多くなって久しいものの、今展では、時を経てもその輝きを失うことなく、これぞ日本画、と実感させてくれる作品の数々が一堂に会する。
暑さ増す折ではあるが、日本人の美意識を体現した世界に触れるべく、ぜひともご来廊賜りますようご案内申しあげる。