「精霊たちのいるところ 〜アボリジニの美術〜」展
21/7/27(火)~21/12/5(日)
岐阜県美術館

文化の多様性が叫ばれるなか、オーストラリアの先住民アボリジニの美術は、この30年ほどの間に世界に広く知られてきた。樹皮に天然顔料で描くバークペインティング、キャンヴァスにアクリル絵具を用いた点描画などがその代表的な様式として挙げられる。彼らが表現するのは「ドリーミング」と呼ばれる国の創世の物語であり、そこには神話や伝承と古来の生活様式が記されている。岐阜県美術館が所蔵するアボリジニ作品によって、大地の息吹を伝えるアートの世界を紹介する。