わしゃ、今が花よ 70歳で開花した絵心 丸木スマ展
21/4/24(土)~21/9/28(火)
ベルナール・ビュフェ美術館(クレマチスの丘)

家事、育児、仕事と休むことなく働き続けてきたスマ。
《原爆の図》で知られる画家、丸木位里(まるき・いり)の母だ。
70歳を過ぎて初めて絵筆をとると、天真爛漫な絵を次々に描き始める。
その作風は画壇に驚きをもたらし、女流画家協会展や院展で入選を重ねた。
本展では、スマが画家として生きた9年間の作品を年代順に紹介する。
自分でも「おかしかろうがの」と笑い、家族たちを楽しませた初期のスケッチから、独特の感覚で世界を表現し、構成した作品へと、その変遷をたどる。
絵を描くことに魅せられたスマは、
こりゃ、まだまだ死なりゃせん思うて。わしゃ、今が花よ
と言った。
そんなスマの姿からは、いつでも新たに芽吹くことができる人間の可能性と、生きることのすばらしさが伝わってくる。
スマが愛し、謳歌したその絵の世界をお楽しみいただきたい。
開催情報
- ジャンル
- 美術館
10:00〜18:00、水曜日休館(ただし5月5日(水)は開館し、5月6日(木)を休館します)
※9・10月は17:00まで
※入館は閉館の30分前まで
料金
一般1000円(900円)、高・大学生500円(400円)、中学生以下無料
※( )内は20名様以上の団体割引
※学生の方は学生証等をご提示ください
※障害者手帳ご持参の方は半額となります
※クレジットカードはご利用いただけません7月10日はベルナール・ビュフェの生誕記念日につき無料でご入館いただけます
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※入館料がお得になる、クレマチスの丘の美術館・文学館4館の各種組み合わせ共通券もございます。受付でお問い合わせください。