青瓷 浦口雅行展2021

このたび松坂屋名古屋店では、「青瓷 浦口雅行展 2021」を開催する。
先生は1964年東京に生まれ、東京藝術大学に入学。青磁の人間国宝・三浦小平ニ氏の薫陶を受けられた。
同大学院修了後は、新たな青瓷を追い求めて精力的に制作され、国内外の陶芸展への出品や美術館による作品買上げなど、その作品は斯界から高く評価されている。
また先生は南宋官窯の青磁を制作の原点としながらも、釉薬の飽くなき探求心により「青瓷黒晶」「青瓷黒曜砕」「海松瓷黒燿砕」などを世に生み出し、深淵な釉薬よる作品は多くのファンを魅了している。
今展では、独自の技法と美意識により制作された重厚感溢れる造形作品を中心に新作約三十点を一堂に展観する。