巡り巡る 色・形・想い
22/1/18(火)~22/2/28(月)
東京黎明アートルーム
日本初の磁器は江戸時代初期(1610年代頃)に肥前・有田で焼成された。
本展では、肥前で生み出された磁器のなかでも、白地に青一色でモチーフを描く染付と、肥前国佐賀郡を治めた佐賀藩(藩主が鍋島家であるため鍋島藩とも呼ばれる)直営の窯で製造された鍋島焼の青磁を展示する。
絵画は六曲一双の「花鳥図屏風」(狩野派 室町時代)、「百人一首画帳」(住吉具慶)に加え「諫鼓鳥図」(伊藤若冲)、孟母断機図(河鍋暁斎)など故事や伝説の主人公をあらわす絵画を4件展観。そのほか、アジアの仏教彫刻や岡田茂吉作品も展示する。