若冲と京(みやこ)の美術 京都 細見コレクションの精華
22/4/23(土)~22/6/12(日)
茨城県近代美術館

京都・岡崎に位置する細見美術館は、1998年の開館以来、古美術を中心とした日本美術のコレクションによって国内外の人々に親しまれてきた。そのコレクションは、大阪の実業家であり茶人としても知られた細見良(初代古香庵)氏にはじまり、館長の細見良行氏まで続く細見家三代により蒐集されたものだ。
細見コレクションの特徴は、各作品の質の高さはもちろん、古代から現代に至る日本の各時代、絵画・彫刻・書蹟・諸工芸の各分野を網羅し多彩であること。とりわけ、今日高い人気を誇る琳派や、江戸時代の京の絵師・伊藤若冲(1716-1800)の作品群は、細見家が早くから着目して蒐集を続け、公開してきた非常に貴重なものである。
本展では、細見コレクションの中から、若冲の作品16点を展観するほか、若冲を生み、その異才を育んだ「京」の歴史・文化を伝える美術品の数々を紹介する。名所図や物語絵、茶の湯の美術、祭礼図、歌仙絵、琳派の絵画など、重要文化財や重要美術品を含む選りすぐりの約90点を4章で構成し、若冲と「京」の美意識が織りなす日本美術の奥深さを浮き彫りにする。
※5/16(月)展示替:作品入替6点、場面替6点
開催情報
- ジャンル
- 美術館
9:30〜17:00(予約優先制)、月曜日休館(ただし5月2日は開館)
※【WEB予約推奨】同館ホームページで「日時指定WEB整理券」(無料)を取得された方が優先入場となります。来館日の1ヶ月前より予約可能です
※入館は閉館の30分前まで
料金
一般1210(1100)円、満70歳以上600(550)円、高大生1000(870)円、小中生490(370)円
※( )内は20名以上の団体料金
※春休み期間を除く土曜日は高校生以下無料
※障害者手帳・指定難病特定医療費受給者証等をご持参の方は無料
5月28日(土)は満70歳以上の方は無料