林 葵衣 展「息骨に触れる」
22/4/23(土)~22/5/1(日)
KUNST ARZT
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KUNST ARZT では、3年ぶり3度目となる林葵衣の個展を開催する。
林葵衣は、主に“唇拓※”による音声の保存、発音する内容と自身との関係性を考察するアーティストだ。
本展は、唇の動きとともに音声生成の要素である口内の形状に着目し、口内で硬化させたポリエチレン樹脂彫刻作品で構成する。
“唇拓”は、柔らかい唇を削るという要素があり、実は過酷な身体表現でもあるのだが、この試みはさらに大きなリスクを覚悟して生み出された“言葉の彫刻”だ。
言葉を失いに来てほしい。
※唇拓とは、言葉を発声した際の口の動きを口紅の痕跡でタブロー化する試み。