企画展 阿弥陀如来 浄土への憧れ
22/5/28(土)~22/7/3(日)
根津美術館
誰もが知るほとけである“阿弥陀さま”。この阿弥陀如来は、飛鳥時代にはすでに信仰されており、のちに浄土信仰が盛んになると、極楽往生へと導く救いのほとけとして、国中で崇められるようになった。そして阿弥陀如来とその信仰は、日本仏教の展開とともに実にさまざまな様相を見せ、仏教美術の柱の一つとなっていったのだ。 この展覧会では、館蔵の仏画を中心として、日本における阿弥陀信仰の歴史とその広がりを概観するとともに、高麗における作例もあわせて紹介する。この展覧会が、阿弥陀如来にかかわる美術の華麗で多様な世界を知る機会となれば幸いである。